プロ直伝！
塗料の種類とその選び方

外壁塗装で使用される塗料は種類が豊富なので、「何を選んでいいかわからない」というお悩みを抱える方も少なくないのではないでしょうか。岡山県倉敷市を中心に外装や屋根の塗装を手掛けてきたHouse Connectionが、これまでの経験をもとに各塗料の特徴やご希望をかなえる塗料の選び方についてご案内します。

プロが塗料の種類とその選び方を教えます

市場には各メーカーが開発した塗料が豊富にあります。塗料によって機能性や耐用年数、価格に違いがあるため、お客様の希望や目的に合わせて選ぶことが大切です。皆さんの参考になるよう、House Connectionが実際に使用している塗料を紹介します。

塗料には8つの種類があります

塗料ごとの特徴を知ることが、正しい選択をする近道です。外装塗装で使用される塗料は、大きく以下の8種類に分けられます。

お悩みを解決するおすすめ塗料です

最適な機能をもつ塗料を選ぶことが、外壁のお悩みを解決する最良の方法です。塗料選びに迷ったときは、以下のおすすめ塗料を参考にしてみてください。

できる限り低価格にしたい

耐久性が高いのに安価！
	エスケー化研株式会社が製造・販売する水性セラミシリコンは超耐久低汚染型一液水性セラミックシリコン樹脂塗料です。12年以上の耐用年数がありながら低価格と、コストパフォーマンスに優れています。

耐用性が高い塗料がいい

耐候性等級1級！耐用年数は20～30年
	無機系の含有率が50％以上のため、外壁塗装で一般的に採用される塗料に比べて、2～3倍の耐用年数があります。1回当たりの塗り替え費用は高額になるものの、塗り替えスパンが長くなることで、トータルでは費用と手間を削減できます。

高性能を求めたい

耐候性・機能性が優れているから安心！
	高耐久かつ低価格を実現するのがプレマテックス株式会社から販売されているウルトラペイントシリーズです。同等クラスの従来品に比べて、塗り替え周期が長いのが特徴です。一度塗装すれば、長期にわたって塗り替えを行う必要がありません。

遮熱、断熱も期待したい

省エネにも役立つ！
	住宅の空調効率を向上させ、省エネにも役立つのが、遮熱・断熱性に優れた塗料です。株式会社日進が販売するガイナは業界シェア率No.1で、省エネ塗料の中でも高い人気を誇っています。施工後の光熱費削減を踏まえれば、高価でも選択肢のひとつとして良いでしょう。

外壁をサイディングしたい

長期間、美しい壁をキープ！
	高耐久かつ低価格でコストパフォーマンスに優れているのが、アステックペイントジャパンが製造・販売するリファイン1000Si-IRです。キレイな壁を維持できるよう、雨水でも汚れが落ちやすいという機能も備えています。

外壁を砂壁・土壁・モルタルにしたい

高い伸縮率！ひび割れが起こりすい壁材におすすめ
	おしゃれな風合いがある一方、ひび割れ（クラック）が起こりやすいのが、モルタル外壁と土壁です。ピュアアクリルは、ひび割れが追随できるほど弾力性に優れています。

意匠性を重要視したい

美しいだけでなく、環境にもやさしい！
	アトモスは、株式会社アペティが製造・販売する自然石調セラミック系塗料です。ホタテの貝殻を配合、美しさだけでなく、環境への配慮も実現しています。意匠性の高い仕上がりが期待できるのは、吹き付け工法ならではです。高価格ですが、費用に見合う効果を得られます。限られたカラーバリエーションだからこそ、ご自身のイメージに最も近いカラーを選ぶことをおすすめします。

築10年未満でも施工したい

新築当初の美しさを持続させる
	クリア（透明）塗料は、ご自宅を建てる際、外観デザインにこだわった方におすすめです。そんな方によく選ばれているのが、日本ペイント株式会社が販売するUVプロテクトクリヤー。新築当初のイメージを崩さず、紫外線からのダメージも軽減します。